鹿児島の厨房ダクト工事で注意すべきポイント

本格的な夏を迎える前に!飲食店の「厨房ダクト」を見直すべき理由と、鹿児島ならではの施工・メンテの注意点をプロが解説します。

飲食店や食品工場、施設の厨房において、快適な調理環境と安全を守るために欠かせないのが「厨房ダクト(排気設備)」です。特にここ鹿児島では、独自の気候や環境に合わせたダクトの設計・工事・メンテナンスが求められます。

「最近、厨房がやたらと暑い」
「排気フードから油が垂れてくる」
「電気代が上がっている気がする」

そんなお悩みをお持ちのオーナー様・設備担当者様に向けて、今回は厨房ダクト工事・改修で絶対に注意すべきポイントをわかりやすく解説します。

1. なぜ6月に厨房ダクトを見直すべきなのか?

6月の鹿児島は、梅雨入りによる「高温多湿」が本番を迎える時期です。厨房内の湿気や熱気がこもると、以下のようなトラブルが急増します。

  • 衛生面のリスク: 湿気と油汚れが混ざり合うことで、カビや細菌が繁殖しやすくなります。
  • 熱中症のリスク: 排気能力が落ちた厨房は室温が急上昇し、スタッフの作業環境が著しく悪化します。
  • エアコンの効率低下: 熱気が引かないためエアコンが効かず、電気代が跳ね上がる原因になります。

本格的な盛夏、そして繁忙期を迎える前の「6月」こそ、厨房環境を改善するベストタイミングです。

2. 鹿児島の厨房ダクト工事で「絶対に外せない」3つの地域特性

鹿児島でダクト工事やメンテナンスを行う際、一般的な基準だけで施工すると後々トラブルに発展することがあります。地元の気候に合わせた「3つの対策」が不可欠です。

① 「塩害」対策(ステンレスの選定)

鹿児島は海に囲まれた地形のため、潮風による塩害を受けやすい地域です。特に建物の外に設置する排気ファンや外部フード、ダクトの継ぎ目はサビの危険にさらされます。岩本工業では、サビに強く耐久性の高いステンレス(SUS304など)を適切に使用し、長持ちする外部設備をご提案しています。

② 「火山灰」対策(外部フードの形状とフィルター)

桜島の降灰は、厨房排気にとっても天敵です。排気口の形状によっては、風向き次第で火山灰がダクト内部に逆流したり、排気ファンに灰が詰まってモーターが故障したりする原因になります。灰が侵入しにくい防鳥・防灰フードの設置や、定期的な外部点検が鹿児島では欠かせません。

③ 「台風・強風」対策(強度の確保)

毎年多くの台風が接近する鹿児島では、外壁に固定するダクトや屋上の排気ファンにかかる風圧を計算しておく必要があります。強風でダクトが脱落したり、振動で建物が傷ついたりしないよう、強固な支持金物(製缶技術を活かした頑丈な固定具)での施工が重要です。

3. 法令遵守と火災リスク防止(グリスフィルターと防火ダンパー)

厨房ダクトは一歩間違えると「延焼経路(火の手が広がる道)」になってしまいます。工事の際は以下の法令・安全基準のクリアが必須です。

  • グリスフィルターの設置: 油煙を除去し、ダクト内部への油の付着を防ぎます。
  • 防火ダンパー(FD)の設置: 万が一、厨房で火災が発生した際、ダクト内の温度上昇(一般的に72℃や120℃)を検知して自動でシャッターを閉め、他の部屋への延焼を防ぐ重要な装置です。

これらは消防法や建築基準法、自治体の火災予防条例で設置が義務付けられています。古い設備の場合、ダンパーが油で固着して動かなくなっているケースもあるため、改修工事の際は必ず点検・交換を行います。

4. 精密板金・製缶のプロ「岩本工業」ができること

厨房ダクトの改修や新設には、現場の構造に合わせた「現物合わせ」の正確な加工が必要です。既製品のダクトでは収まらない狭いスペースや、特殊な形状の厨房でも、岩本工業なら自社工場でぴったり合うダクトやフードを設計・製作(製缶・板金加工)できます。

  • 現地調査から設計・製作・施工まで一貫対応
  • 店舗の規模や調理器具の熱量に合わせた最適な風量計算
  • サビや歪みに強い、職人品質の溶接・組み付け

「今の排気設備に不安がある」「ダクトから異音がする」という鹿児島の飲食店・施設様は、ぜひお気軽にご相談ください。新年度・新体制の厨房を、クリーンで安全な環境へとサポートいたします。

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